導入事例
2023.07.25
学校法人日本工業大学様は、学生・教職員約5000名が利用するMicrosoft 365のログ収集・レポートを「LogStare M365(ログステア エムサンロクゴ)」で実現しています。
毎年学生が入れ替わるため、システム活用のさらなる促進には、セキュリティ水準を維持、向上させることが課題でした。Microsoft 365の監査ログを可視化することでセキュリティ水準の向上、システム活用促進の両立ができることを期待してLogStare M365の導入を進めています。
ユーザーの複数回にわたるログオン失敗、ファイル共有の種類などを可視化できることでインシデント発生以前の対応、発生した際には早期に対応できる仕組みが整い、システムのさらなる活用について検討ができるようになりました。
学校名 学校法人日本工業大学
所在地 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1
日本工業大学は実工学の理念に基づき工学分野の高度な専門教育、研究を行う私立大学です。
明治40年創立と歴史は長く、近年大学では毎年1000名ほどの新入生、全学園で約5000名の学生、教職員が在籍しています。
「ログオン失敗のアラートを有効化したところ、1日あたりの失敗数が50件以上のユーザーが発見されました。学内で調査したところ悪意があるものではなかったので安心しましたが、こうしたアラートからマルウェアや不正アクセスの可能性が見つけられ、セキュリティ運用に有効と感じています」
(日本工業大学 学園情報システム部 宮川様)
「学内のシステムはMicrosoft 365だけではないので、今後ファイアウォールなどのネットワーク装置のログも可視化できればと考えています。LogStare M365は拡張すれば統合ログ管理に使えるため、別の製品を買い足す必要が無いので有り難いです」(同)
「AnonymousLinkCreated(ファイル共有の種類:リンクを知っていれば世界中誰でもファイルにアクセスできる)になっているファイル、大量にファイルを削除したユーザー、一定回数以上のログオン失敗・アクセス失敗、などを日々の運用でチェックし、不審な点があるユーザーには情報システム部がヒアリングしています。悪意がなくても、早めに発見してアプローチすることでセキュリティインシデントが減少し、事件や事故を防ぐことができると考えています。
レポート・アラートの設定はテンプレートを利用することで簡単に作成できました。また、Webミーティングで操作方法をレクチャーしてもらえたので、さらに理解が進み有効活用できるようになりました」(日本工業大学 学園情報システム部 宮川様)
この事例のPDF版(A4両面リーフレット)をダウンロードできます。