様々なシステムのログを収集してSIEMへ転送するログ転送モジュール「okurun.jar（おくるんじゃ）」の無償提供を開始

Syslog出力・送信が困難な独自アプリにも対応し、ログ管理市場の活性化を後押し

ログのビッグデータ分析と将来予測によってインターネット空間における安全性や利便性を高めるため、セキュリティ運用ソフトウェアのプラットフォーマーとして株式会社セキュアヴェイル（本社：大阪市北区、代表取締役社長：米今政臣、JASDAQ：3042、以下セキュアヴェイル）が昨年8月20日に設立した株式会社LogStare（本社：東京都中央区、代表取締役：米今政臣）は、セキュアヴェイルと共同で設計・開発したログ転送モジュール「okurun.jar（おくるんじゃ）」の無償提供を本日より開始します。 okurun.jarを使用することで、独自のログ管理方法を採用し外部へのログ転送が困難なアプリケーションやクラウドサービスからのログ収集が容易になり、syslogサーバーやSIEM（Security Information and Event Management）等でのログの一元管理を実現します。

okurun.jarは、システム監視、ログ管理、AI予測をワンパッケージで実現する次世代のマネージド・セキュリティ・プラットフォーム「LogStare」のアドオン機能として、syslog等のログ転送プロトコルに対応していないアプリケーションからのログ収集や、他のログ管理システムとのインターフェースを担う目的で開発された、コマンドラインベースのアプリケーションです。Windowsタスクスケジューラーに常駐させる等により、様々なアプリケーションやサーバー、ミドルウェア等が出力するテキスト形式のログをUNIX/Linuxの tail コマンドのようにリアルタイムに収集、任意の送信先へsyslogを用いて送信します。

テレワークが標準的な労働環境の一つとなり、セキュリティ対策や労働環境の管理の手段としてITシステムのログ管理が注目されている一方で、syslog等のログ転送プロトコルに対応していない独自アプリケーションやクラウドサービスがネックとなり、ログが一元管理できない、有効活用できない、と言った問い合わせがセキュアヴェイルに複数寄せられ、この度、このアドオン機能の部分をフリーツールとして提供することとしました。

独自アプリケーションだけでなく、Windows FirewallやIIS（Internet Information System）、DNS、DHCPサーバーなどWindows上で稼働するシステムのログ転送にも活用でき、syslogサーバーへのログ転送手段がなくエンジニアが自分でスクリプトを作成したり、高額なログ管理製品を購入したりと言った従来の負担が解消されます。

okurun.jarは、下記の専用ページよりダウンロード可能です。
okurun.jarダウンロードページ：
https://www.secuavail.com/product/logstarecollector/kb/tech-blog/tb-210212_01/

LogStareは今後も、セキュアヴェイルが創業時から長年培ったセキュリティ運用ノウハウのフィードバックを受けてソフトウェア開発を研鑽し、セキュアヴェイルグループグループ一丸となって企業のITセキュリティ水準向上の一助となるツールを開発してITセキュリティ市場の活性化を図るとともに、IT人材の不足という社会課題に対し、業務効率化、自動化の面から解決を支援して参ります。

※セキュアヴェイルからのプレスリリースはこちら
https://www.secuavail.com/event/2021/0225/okurun-jar.html

okurun.jar（おくるんじゃ）画面

株式会社LogStare概要

2020年8月に株式会社セキュアヴェイル（JASDAQ：3042）の出資によって設立。AIによる高精度なログ管理・ログ監視を提供する、純国産のマネージド・セキュリティ・プラットフォーム「LogStare」シリーズを開発、販売。 LogStare製品は、無償版・有償版を合わせ4500人以上のユーザー様にダウンロード、ご利用いただいています。

株式会社セキュアヴェイル概要

2001年設立。創業以来ネットワークセキュリティに特化して、コンサルティング、設計、構築、運用、監視などのサービスからログ分析システムやネットワーク運用監視システムの開発、提要、保守に至るまで、企業や組織の情報システムの運用をサポート。24時間365日セキュリティシステムの運用を監視するマネージメントサービス「NetStare」、ログ分析管理分析ソフトウェアの「LogStare」のブランドのもと、累計4000社以上にサービスを導入。システムセキュリティを確保し、事業運営を安心して継続させるために、「安全」で「役立つ」サービスを提供します。

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