導入事例
2024.09.30
国民的テレビ番組をはじめ様々な放送コンテンツを手掛ける読売テレビ系の映像制作会社、株式会社ytv Nextry様は、社内外のコミュニケーションに利用するMicrosoft 365のセキュリティ強化のために「LogStare M365(ログステア エムサンロクゴ)」を導入しています。
業務の特性から外部とのファイル共有が多く深夜・早朝もアクセスが絶えないため特にセキュリティが重要視される中、数少ないIT担当者頼みにならない組織的な対策が必要と考え、数あるMicrosoft 365のログ管理ツールの中から、自動で利用状況を可視化し、不審な操作をアラートし、さらにアドバイザリーが受けられるLogStare M365を選択しました。
会社名 株式会社 ytv Nextry
所在地 大阪市中央区城見1-3-50
株式会社ytv Nextry様はテレビ番組などの放送コンテンツ制作を行う読売テレビ系列の映像制作会社です。斬新な発想と柔軟な対応力を武器に、報道・情報番組からスポーツ中継、バラエティ番組まで、テレビでおなじみの人気番組を数多く手掛けています。
「Microsoft 365の管理コンソール上でもログは確認できますが、解読するのが難しく、見落としや見間違いが起きてしまいかねないと感じていました。
LogStareはログ解析とアラートを自動化してくれるので、日々アラートメールをチェックし、怪しい動きがあったらLogStareの画面にログインして特定する運用に落とし込めています。判断に迷うことはLogStareのサポートに相談でき、一人で悩まなくてよいので助かります」(株式会社ytv Nextry 経営推進センター 布野学様)
「業務の特性上、社外の様々な人とファイルをやり取りするので、それが可視化されたことや、万一の時に後から追える仕組みが導入されたことで安心が生まれました。会社としてセキュリティ運用の水準が向上したと感じています 」(同 田中秀子様)
「OneDriveで社外の人とファイルを共有する際、業務の特性からどうしても特定の会社・個人とだけ共有することが難しく、anonymouslink(リンクを知っていれば誰でもアクセスできる設定)で共有リンクを作ることが一般的です。
URLが独り歩きするリスクを鑑みて、毎日どのくらい共有リンクが作られているか、誰が作っているか、そのファイルにどこからアクセスされているかを監視しており、不審なアクセスがあればアクセス元のIPアドレスを調べたりしています。日々ログを確認することで万一の時にすぐに気づいて対応できるので、情報流出のリスクが低減できたと感じています」(布野様)
「大量のデータダウンロードがあるとLogStareからアラートが来るので、その人のログを追跡してどんな動きをしているか確認し、不審な点があればヒアリングします。情報の持ち出しを防ぐため、特に退職者や退職予定者のダウンロードには注視しています」(布野様)
「従業員にもログを監視していることは開示しているので抑止力になっていると思いますし、万一の時にもLogStareがアラートを出してくれることで見落としに気づけるので、管理者としても安心です」(田中様)
「ドラッグ&ドロップでファイルが行方不明になってしまうことはオンプレのファイルサーバーでもまれにありますが、OneDriveではその他にも、ショートカットを削除したらファイルも消えてしまった、しかも消した本人のゴミ箱ではない場所に行ってしまった、などオンプレとは構造が違うことによるトラブルが起こります。Microsoftでもサポートはしてくれるものの、すぐには見つからないことが多いので、オンプレ以上にログから追跡して見つけ出すことが必要になったと感じています」(布野様)
この事例のPDF版(A4両面リーフレット)をダウンロードできます。